SSDデータ復旧サービス
SSD(ソリッドステートドライブ)には、HDDに比べ消費電力が低い、データ転送速度が速い、衝撃に強い、小型化できる等の特徴があります。
物理的な障害に強い一方で、電気的な障害に弱く、書き込み回数に制限がある為、使い方によっては突然認識しなくなり、業務に必要なデータが失われてしまう恐れがあります。
データ復旧研究センターでは、自社内で日々研究開発することにより、誤操作によるファイル削除、論理構造の損傷、PCBの電気的損傷、基盤のコントローラ損傷、深刻な物理損傷など、幅広く復旧対応しています。 お客様のSSDトラブルに対し高レベルの技術で復旧サービスをご提供しております。
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			全SSDメーカー・全容量に対応データ復旧研究センターでは、殆ど全てのメーカーのSSD搭載パソコンや外付けSSDに、容量問わず対応しております。海外で購入されたモデルなど、お持ちのSSDメディアがご不明な場合は、対応可能かお答えする事ができますので、まずは当社までお問い合わせください。 
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			過去の復旧経験を元に独自技術を開発SSDは精密機械な為、最先端の知識と復旧技術が必要とされます。データ復旧研究センターでは、復旧技術の研究と専門の復旧設備により、あらゆるSSDトラブルに復旧対応しております。 
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			深刻な物理障害にも対応データ 復旧研究センターは、豊富なSSD復旧経験を持つ業界最高水準のエンジニアが在籍しており、深刻な物理損傷によって認識しなくなったSSDにも対応しています。メモリーチップさえ損傷がなければ復旧の可能性は十分あります。 
SSDのよくあるトラブルの症状
- SSD搭載パソコン
 が起動しない
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				OSのデータが損傷している、またはOSを入れているSSDが認識できない状況に置かれていると考えられます。 パソコンの動作中に突然電源が抜かれる、異常電圧が加わるなど正規の手順以外の方法でパソコンを停止させた場合や経年劣化によるSSDの故障など、様々な原因が考えられます。 診断するまで状態の特定できませんが大規模なデータ損傷は少なく、データの上書きなども行われないため非常に多くのデータを復旧できる可能性があります。 
- 認識されるデータ量が
 少ない
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				この症状の場合はコントローラに問題があり正常にメモリにアクセスできない、ファイルシステムに障害が発生、メモリチップに異常が発生しているなどが考えられます。 主にメモリそのものか、メモリにアクセスする機能やシステムの障害です。内部容量が0と表示されるのも同様の原因になります。 データは見えないだけで消失しているわけではないので、システムを修復することでほぼ全てのデータを取り出すことができる可能性があります。 
- SSDが
 認識されない
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				SSDは大きく分けてメモリとコントローラから成り立っています。 接続しても認識されない場合は正常に動作していないということですので、SSDの動作を制御しているコントローラに障害が発生していると推測されます。 コントローラが故障していてもメモリさえ無事であればほぼ全てのデータを復旧することができますが、動作中に障害が発生した場合は直近で操作していたデータが欠損してしまっている場合もあります。 
- フォーマットを
 要求される
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				メモリにアクセスできない状況に陥っている可能性があります。 原因としては内部データを管理しているファイルシステムの障害、あるいはメモリ自体の物理的な故障が考えられます。 「フォーマットしますか?」というメッセージに対し「はい」を選択した場合、状況が悪化し復旧の難易度が上がる可能性がありますのであまり操作はされないことをお勧めします。 もしフォーマットを実行してしまった場合でも、エラーなどで実際に行われていなければデータを復旧できる可能性はあります。 
- メーカーロゴから
 進まない
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				メーカーロゴの画面で止まってしまう、または、真っ黒の画面になってしまう場合、SSDのコントローラまたはメモリに故障が原因となっていることが多くあります。 このような状態だと、異常を感じても電源を繰り返し入れて見る場合がほとんどでしょう。 しかし、この行為は2次障害発生の危険性がありますので1、2回試した後、正常な起動ができないのであれば、専門家にお問合せください。 
- 起動画面で
 止まってしまう
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				黒い画面に次のようなメッセージが現れることもよくあります。 - Operating system not found 
- Non- System disk or disk error Replace and press any key when ready 
- Invalid system disk Replace the disk,and then press any key 
- DISK BOOT FAILURE 
 INSERT SYSTEM DISK AND PRESS ENTER
 OSの読み込みができず、パソコンが起動できない状態です。 SSDのコントローラまたはメモリ故障か、WindowsなどOSのシステム領域にエラーがあり起動できない場合もあります。1、2回試した後、正常な起動ができないのであれば、専門家にお問合せください。 
- 画面が青くなり、
 止まってしまう/
 シャットダウンされる
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				青い画面に白文字が表示されOSが立ち上がらず再起動を繰り返すこともあります。この症状の場合はコントローラに問題があり正常にメモリにアクセスできない、ファイルシステムに障害が発生、メモリチップに異常が発生しているなどが考えられます。 
SSDの構造
 
		- フラッシュメモリ
 (メモリチップ)
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				データ記憶領域。この容量がSSD全体の容量になります。 フラッシュメモリひとつずつにデータを記録していくのではなく、複数のフラッシュメモリをひとつのメモリチップとして構成し、データを分散して記録しています。そのため、一枚でも異常が発生するとデータが見られなくなってしまいます。 SSDに物理的障害があった場合でも、このフラッシュメモリ自体が無事であればほぼ全てのデータを取り出すことができます。 
- コントローラ
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				データの読み出しや書き込みを効率よく行うための制御を行っています。 SSDの性能はコントローラの性能に左右されると言われていますので、コントローラが一度にアクセス出来るフラッシュメモリの数が増える(容量が大きくなる)につれて、速度が速くなる傾向にあります。 SSDの動作管理を司る重要な部品です。 
- キャッシュメモリ
 (外部キャッシュメモリ)
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				最近のものでは、このキャッシュメモリがコントローラに内蔵されているものもあるため、外部キャッシュメモリがないものもあります。 動作時、データをフラッシュメモリだけではなく、一時的にこちらにも保存しています。 フラッシュメモリからの読み出しよりも速度が早くなるため、高速動作が可能となっておりますが、こちらのデータは電源を落とすごとに消えてしまいます。 
対応可能SSD
データ復旧研究センターではすべてのSSD搭載メディアのトラブルに対応しています。お手元のメディアが対応しているかご不安な時はお気軽にお問合せください。
製造メーカー
- インテルIntel Corporation
- サムスン電子SAMSUNG
- 東芝 CrucialTOSHIBA
- ADATAADATA Technology
- プレクスターPlextor
- OCZOCZ Storage Solutions
SSD搭載パソコンメーカー
- ソニーSony Corporation
- 富士通FUJITSU LIMITED
- レノボLenovo
- パナソニックPanasonic Corporation
- 東芝TOSHIBA
- デルDell
- エイサーAcer
- 日本電気NEC Corporation
- アップルApple
- ASUSASUSTeK Computer
SSD搭載外付けメーカー
- バッファローBUFFALO
- アイ・オー・データ機器I-O DATA
- LacieELECOM
- グリーンハウスGREEN HOUSE
- トランセンドTranscend Information
- シリコンパワーSilicon Power


 
					 
					 
				 
				









エンジニアコメント
フォーマット後、すぐにコンピュータの電源を切り、弊社に持って来られました。
SSDの場合、トリム機能が有効な状態であれば、削除やフォーマット時に自動的に削除されたデータを整理します。
HDDで言えば、完全フォーマットをすることと似た状態です。今回の場合は、お客様の正しい対処によりデータをほとんど回復することができました。