RAID構成のための準備、メインボード、コントローラーカードの準備

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RAID構成のための準備

それでは、デスクトップシステムで RAIDを構成するためには何が必要でしょうか? 当然、RAID機能搭載の装置が必要です。デスクトップシステムで RAIDを実装する方法としては、RAIDコントローラカードを装置に取り付け方法と、RAIDコントローラがあらかじめ実装されているマザーボードを使う方法があります。

(しかし RAIDを構成する方法としては他にも RAID 機能搭載のハードウェアを使わなくても、OS自身が普通のドライブ コントローラ (IDE, SCSI, FC など) を通して複数台のディスクを管理できる、ソフトウェア方式の RAIDを作ることも可能です。)

RAID機能搭載のメインボード

メインボードは普通サウスブリッジと呼ばれるチップセットや SATA/IDE コントローラに RAID 機能をつけありますが、このようなメインボードを使えばボードの SATA/IDE コネクターにハードディスクを接続してRAID構成がつくれるようになります。

RAID機能搭載のメインボード

写真のメインボードは ASUS P5K Premiumで、この製品はメインボードサウスブリッジチップセットである ICH9Rでも SATA RAID 機能が搭載されていて、IDE コネクター及び eSATA ポートのための追加コントローラチップセットにも RAID機能が搭載されているので、もし必要であれば2つのコントローラで 2つの RAID 構成が可能です。

RAID機能搭載のメインボード

サウスブリッジに入っている RAID 機能はチップセットでSATA/IDE 帯域幅を使い、追加コントローラのRAID機能はコントローラチップセットがメインボードチップセットと繋がれたインターフェイス帯域幅を使うようになります。今回、テストしたメインボード RAIDはメインボードチップセット ICH9Rの機能を使いました。

RAIDコントローラカード(ハイエンド)

RAIDコントローラカード(ハイエンド)

ハードウェア方式の RAIDはシステムとは別にコントローラですべてのドライブ通信を処理しますので、システム/OSとは独立された一つの保存装置となります。主に PCI-X級以上の十分な帯域幅を持っているインターフェイス基盤で作られ、デスクトップシステムよりサーバー/ワークステーションシステムで使われます。RAID 構成及び作動のために別途 XOR プロセッサと専用キャッシュメモリーが内蔵されているので価格も高いです。ハードウェア RAID 方式は転送速度及び信頼性で有利です。ソフトウェア方式ではシステムで RAID 作業を行いますので、場合によってはシステムの性能が低下することもあります。

RAIDコントローラカード(ハイエンド)

ハードウェア方式の RAID コントローラカードは Adaptec社の ASR-3405 4ch コントローラを使いました。この製品はインテル 80333 500MHz プロセッサをハードウェア XOR RAID エンジンで使い、128MBの DDR メモリーをカードにつけ ECC-Protected データキャッシュメモリーの役割をさせています。 単純に SATA RAID だけでなく SAS(Serial Attached SCSI) コントローラで使うことができますし、PCI-X インターフェイス代わりに PCI Express x4方式が使用でき、サーバー/ワークステーションボードでなくても帯域幅の問題はありません。

RAIDコントローラカード(ハイエンド)

RAID 0,1,1E,5,5EE,6,10,50,60,JBODでホットスペア(Hot Spare),ホットスワップ(Hot Swap) 機能も支援します。1つのケーブルで 4つのハードディスクを連結することが可能です。

RAIDコントローラカード (ローエンド)

メインボードに取り付ける拡張カードで、XOR プロセッサやキャッシュメモリーが入っていないものです。これは、RAID 構成のための基本機能はあるものの、運用のための作業はシステムで行いますので、価格が安く、簡単な RAIDの場合に使います。

RAIDコントローラカード (ローエンド)

デスクトップで 1~2つのハードディスクから構成する RAID 0,1 水準ならローエンドのコントローラカードでも十分です。ローエンドコントローラカードの大半は、より多いシステム互換性のために PCI インターフェイスに対応しています。しかし、この場合、複数のハードディスクで RAIDを構成するにはPCI 帯域幅や速度が足りず、単体ハードディスクよりむしろ性能が落ちることもあります。

RAIDコントローラカード (ローエンド)

Coyote SATA II RAID 4ch コントローラカードは、コントローラチップセットとBIOSだけで構成されたローエンドの製品で幅広い互換性を持っています。32bit PCI インターフェイスのほかに 4チャンネル RAID 構成のために PCI-X インターフェイスも使える製品です。 PCI-X 133MHzインターフェイスは PCI Express x4と同じく1GB/sの帯域幅を持っています。

RAID ドライブ設置用 FDD

ウィンドウズ XPは発売開始されてからかなり古いOSになっています。 XP 以後に出た RAID 装置や SATA RAIDをOS認識できないものもあります。このために RAIDで構成されたドライブを認識させるためにはドライブを設置しなければなりません。

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