4月10日の日経新聞は1平方ミリの基板上に炭素でできた毛が約300億本敷き詰められた「ナノブラシ」を関西大学の谷弘詞・准教授や名古屋大学の楠美智子教授らが作成したとの記事を掲載した。これにより磁気ディスク表面の微粒子を取り除くことができることを確認、2~3年後の実用化を目指すという。
炭化ケイ素の薄膜を真空容器内において摂氏約1700度で加熱するとケイ素がなくなり、残った炭素原子が結合してブラシ状のカーボンナノチューブに変わった。ナノチューブ1本の直径は5nm、長さ35nm。
磁気ディスク表面を掃除する実験をしたところ、約2万の微粒子が付着したディスクを高速回転させながらナノブラシを5回かけると、微粒子は7個にまで減った。
従来のナノチューブ製造方法ではナノチューブ自体は高強度だが根本からすぐに折れ、ブラシの様には使えなかったという。 。
参照: 日本経済新聞朝刊 2010年4月19日
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