ある日、突然・・・
DATA OKはデータ復旧を専門とするデータ復旧研究センターです。内蔵の3.5インチHDD(120GB)が突然・・・
普段は(D:)と表示されているはずが(D:a)などに不自然で表示されて
その中身のデータも意味不明の名前になっていました。
対処方はスキャンディスクを行ったところ
HDDの表示は(D:)と改善されましたが、肝心のデータをみることがで
きません。
HDD内には40GBちょっとあるはずなのですが(プロパティで確認してみると40GBあります。)
中身のデータは100MBもありません???
どうにかデータ復旧お願いします。
回答
お問い合わせありがとうございます。
今回お預かりさせて頂いたHDDは、ウイルス感染との
診断結果です。
- Boot ウイルス (Boot virus)
パソコンが起動されるとハード ディスクの一番最初の部分であるブートセクターに位置するプログラムが最も早く実行されます。 ここに位置するウイルスをブート(Boot)ウイルスと言います。
代表的にはBrain Virus、 Monkey Virus及び感染頻度が高い Anti-CMOSなどがあります。
- ファイルウイルス(File virus)
ファイルウイルスとは実行可能なプログラムに感染するウイルスです。
感染される対象は拡張子がCOM、EXEである実行ファイルが大部分で、国内で発見されたウイルスの80%程度がファイルウイルスに属するぐらいで、ファイルウイルスは最も一般的なウイルスの種類であります。
国内では Jerusalem Virusと Sunday Virusを 始め、1997年と1998年多くの被害を出したScorpion Virus、Crow Virus、FCL Virusなどがあり、アジア地域に多くの被害を与えたWin95/CIHもこれに属します。
EXE、COMファイル自体が実行されない場合は、再度プログラムを設置すればドライブを使えるようになります。しかし、Win95/CIHの場合は実行されながら多くのセクタ部分を正常でないデータに変形させ、ドライブをほとんど使えない状態にしてしまいます。
Win95/CIH以外のウイルスはプログラムを再度設置すれば治ります。Win95/CIHのデータ復旧率はFAT16システムを使用している場合60%程度であり、FAT32システムを使用している場合90%程度のデータ復旧率となります。
FAT32の場合FATがFAT16システムよりFATの大きさが大きいためにFAT Mirror、Rootが損傷された範囲が少なくデータが復旧される率も高くなります。
- ブート/ファイルウイルス
ブート/ファイルウイルスは ブートセクターとファイルに感染されるウイルスで、感染されればファイルの大きさを変えたり、メモリーのサイズも変えてしまいプログラムを実行出来ないようにします。
One_Half Virusは 暗号になっていて、この暗号を解かないでウイルススキャンをする場合データが損傷されてしまいます。その他のウイルスの場合、使用者が作成したデータには影響されません。
Kaczor.444, Ebola, One_half等のウイルスがあります。
- マクロ ウイルス (Macro virus)
ワープロ文書などに埋め込まれて実行される「マクロ」と呼ばれる簡易プログラムの仕組みを悪用したウイルスで、マイクロソフト社の エクセルとワード、パワーポイントのファイルに感染されます。種類によってシステムファイルとファイル自体を損傷させるものもあります。
現在もっとも一般的なウイルスとなっています。XM/Laroux, W97M/Melissa,M, W97M/Class.B Virusなどがあります。ワクチンプログラムで治療が可能です。